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酒を死ぬまで飲むと決めていた。

私は断酒前、酒を死ぬまで飲み続けるつもりでした。
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(知ってる人は知っていると思います。リービングラスベガスの主人公はアルコール依存症で酒を死ぬまで飲むときめてもっている財産をお金に換えてラスベガスで飲み続けるのです。なつかしい。)

そんな馬鹿なと思う方もいると思うのですがホントにそんな気持ちでした。
断酒会の体験談でも「酒を死ぬまで飲むと決めていた。」もしくはそれに近い言葉を耳にします
アルコール依存症で断酒前の人は死ぬまで飲み続ける覚悟だった人がかなりいるのです。
(アルコール依存症あるあるのひとつです。)


今考えたらとても異常なことだと思いますが当時の私の心境は「酒を辞めることなどとうていできない。絶対に辞めることができない。だから死ぬまで飲み続けるしかない。」そんな感じでした。
お酒を適量でコントロールできている健常者のかたからしたらとても理解できないと思うのですがアルコール依存症の人の心理は私とほとんど同じだと思います
それでもアルコール依存症を否定し続けていました。
アルコール依存症を否定し続けていたのも「アルコール依存症を認めてしまったら断酒をはじめないといけない。」と思っていたからなのかもしれません。
「死ぬまで飲む。」どう考えてもおかしな思考ですね今思えば完全にお酒に支配されていました。


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プロフィール

まーとん

Author:まーとん
2016年より断酒をしている40代男性のまーとんです。16歳の時バイト先の居酒屋で酒を飲むようになり18歳で完全に酒をおぼえました。数々の飲酒によるトラブルをおこしながら35歳の時にアルコール依存症で半年間入院しました。

それでも酒を辞めることができなかった。

毎日、酒を浴びるほど飲み辛くて辛くて仕方なかった。身体的にも精神的にもとても辛かった。完全に酒に支配された日々を送っていました。そんな40歳の時に断酒会にたどり着きました。わらをもつかむ思いで近くの断酒会に電話しました。その時断酒会の会長さんから優しい声で「大丈夫ですか?とりあえず一回断酒会にきてください。」とのことでした。私は「酒を辞める気もない。なぜ酒を辞められるのか?辞められる訳がない。」不安やこわさもありましたがおそるおそる例会に出席しました。(その時はもう断酒会しかたよれる場所がなかった。)

例会にはじめて出席したその日からピタリと酒を辞め断酒を続けています。

何故断酒を続けていられているのか?今でも私にはわからない。奇跡が起こったのか?(断酒会にたどり着けたのは奇跡でした。)

酒害者(アルコール依存症者本人)、酒害に悩む人達(家族や親戚の人達等)ははやく自助会(断酒会やAA等)のドアをたたいてほしい。そしてアルコールに支配された人生から酒のない豊かで充実したほんとうの人生を取り戻して欲しい。
私は心の奥底からそう願っています。

参加しています。押してもらえるとうれしいです。

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