断酒会では毎回「1日断酒」という言葉がでてきます。
私はそのたびに今日1日生きれた、今一瞬を大事にしようと思っています。正確には思えるようになりました。
断酒を決断した日、私はインターネットでアルコール依存症を検索しまくっていました。
アルコール依存症患者の平均寿命は50代前半というのが通説のようでした。
大変に驚いたと同時に40歳だった私は「あと10年かー10年なんてすぐだな」と思いました。
10年でなにができるのか?死にたい死にたい思っていた自分なのにいざその現実をつきつけられたとき、死ぬのがこわいというよりなんのために生まれてきたのか?自分はなにかできたのか?家族のため、親戚や同僚、社会のためになにかできているのか?自分はほんとに迷惑しかかけてないじゃないか?って
「酒を飲んでいても迷惑かけなければ文句ないだろ。俺は酒が大好きなんだよ」
って思っていたけど、アルコールをコントロールできなくて、多くの人に迷惑をかけ、酒はやめられないそれだったら死にたいとかそんな自分本位で身勝手な考えしかありませんでした。
でもいざあと10年とつきつめられたとき
自分のおろかさとみじめさを深く感じました。
それから断酒をはじめることができ今たまたま生かされているだけで今日1日、今一瞬が大事「一息(いっそく)に生きる」という言葉がありますがそのとおりだなと思えるようになりました。
コメントいただけるとうれしいです。
ただのアルコール依存症なので気軽に